自分がメンズパブを経営していた時の話
うちのスタッフで暴走族あがりのチンピラあんちゃんがいた
普段はテンション高めの接客をしてくれていたのだがここんとこなんだか元気がない
顔も若干やつれてきていた
俺『おいT!まさかお前薬でもやってるんじゃねーだろうな?』
※昔に相当やっていた事を聞いていた
T『違うんすよ、最近家で毎日悪夢ばかりみるんすよ』
俺『どんな?』
T『それが起きたら汗びっしょりな割にはほとんど覚えてなくて・・・』
俺『なんだよそれ全然覚えてないんかい』
T『そういえば何をされたか迄は思いだせないけど見た目はリングに出てきた貞子みたいな怖い女だったような・・・』
俺『それが本当だとすると確かに怖いな』
T『ですよね?』
俺『でも所詮夢なんだし気にすると余計見ちゃうぜ?』
T『もう1週間位ぶっ続けですからね』
俺『俺も小さい時経験あるけどそのうち見なくなるから大丈夫だって』
T『そうだといいんすけど・・・』
俺『とりあえずお前の寝室に盛り塩でも置いとけば?』
T『とりあえずそれやってみますわ』
俺『ははは その位しか思いつかん(笑)あっあと可能だったら簡単なお経とか唱えれば効くんじゃねーか?』
T『はあ・・・でも悪夢でうなされてる時に唱えれますかね?ちなみにどんなお経すか?』
俺『ナンミョウホウレンゲキョ~とかナムアミダブツとかよ~俺もよく解らんけど』
T『何それ全然適当じゃないすか~』
俺『いやいやドラキュラには十字架!悪霊にはお経で間違いないって』
T『はあ・・・とりあえず参考にしておきますわ』
確かそんなやりとりをした後Tは元気なく帰宅していった
怒涛の後編へ続く・・・
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